上野樹里「夫婦や家族が幸せに生きるコツは、他人軸ではなく、“自分たち軸”を持つこと」【インタビューvol.３】

2022/04/20

“もしすべての男性が妊娠する可能性がある世の中になったら……？”
そんな男女の立場が逆転するというハプニングから始まる、社会派コメディドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」が4月21日よりNetflixにて全世界独占配信されます。ヒロイン・瀬戸亜季役を務めるのは、女優の上野樹里さん。一風変わったストーリーから様々な現実問題が描かれていく中で、葛藤して進んでいく姿を巧みに表現されています。インタビュー最終回は、上野樹里さんご本人のプライベートについて聞いてみました。

Vol.1 「結婚や子育てを難しく考えすぎないのも選択肢の一つ」出演作から考える生き方とキャリアのこと

Vol.2　「結婚しても自分らしくいるために、お互いの役割を線引きしないのも一つの覚悟」

夫婦はきっと毎日影響しあっている

― ご夫婦でどんな時間を過ごす時が楽しいですか？

「夫はいつもビールやワインを飲むので、夜の時間かな。でも、ドラマの仕事が詰まってくると私が早く寝るので、先に『おやすみ〜』という状態になるんですけど（笑）。

我が家は夫婦二人と言っても、犬と猫もいて実際4人でいる感覚なので賑やかで楽しいです。ご飯食べていたら犬もやってくるし、魚を食べていたら猫もやってくるし。みんなでレコードを聴いたり、たまに映画も見たりも。そこまでゆとりがなくても一日の出来事をいっぱい話しますし、話す時間がない時も、朝は必ず挨拶してから出かけています」

――日ごろからコミュニケーションの多いご家庭なんですね。

「そうですね。割といっぱいしゃべる家ではあると思います（笑）。だからあまり意見が食い違うことはないんですが、もしあったとしてもちゃんと伝えることで、それぞれが受け入れられるタイミングで消化されているんじゃないかなと思います。

毎日きっと影響しあって、もしかしたら知らず知らずのうちに考えが似てきているところもあるかもしれないし、広がっているところもあるかもしれないし。自分一人だけでは、こういう風にはなれていなかっただろうなぁと、感じたりします」

わたし流のスマートに生きるコツ